『さむらいの魅力』

私が小さい頃、世間で流行る音楽と言えば、いわゆる歌謡曲。
洋楽は、邦盤が発売されるにあたり、日本独自の“邦題”が付けられることが多かった時代…
横文字の曲名が、表舞台に登場することは、殆どありませんでした。

それが、いつの頃からか、J-Popなる言葉が登場し、気が付けば、バンドやグループの名前は英語ばかり。
曲名も殆ど英語。
歌詞は日本語だけど、何故かサビだけは英語だったりするのが、いつの間にか普通になっていた…

勿論、そういったバンドの中には、これまで大好きになったバンドもあるし、好きな曲もいっぱいある。
でも!
時々考えちゃうんですよ。
ココは日本なのに…って。

ある時、新聞に載っているヒットチャートを見て、見事に横文字ばかりが並んでいて…
その時、思ったんです。

日本語のバンド名じゃ駄目なの?
日本語の曲名だっていいじゃんか!
ってか、日本語で歌ってみようよ…!

そんな想いがくすぶり続けること数年。
…いた!居ましたよ!そんなバンドが…!
その名も「さむらい」

曲名は「さむらいのテーマ」の“テーマ”の部分以外全て日本語。
(「テーマ」と言う言葉自体は、ドイツ語だったりしますが、外来語として定着してるので、許容範囲でしょう!)
歌詞も当然全て日本語!
だって、彼等は、平成を生きる若者に、大江戸侍と下駄屋の息子が憑依した四人だから(笑)

現在(平成十七年四月)手元にある音源は四曲入り。
作詞は全て喜×奴様が担当。
作曲は喜×奴様、寸胴様、髭様がそれぞれ一曲ずつと、四人による共作が一曲。
これまた、『メンバー全員が曲作りに関わっているバンド』が好きな私には、嬉しいこと。
それに加え、彼等の公演(ライブ)の衣装は和服。
もう、日本人そのものな訳です。

舞台での四人の弾けっぷり!
家頁(ホームページ)やフライヤーで明かされる「さむらい一派の物語」の行く末にも、目が離せない…
笑いと感動に包まれた、さむらい公演を、ぜひ一度ご覧あれ…!

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